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アイス・キューブがN.W.A.脱退について語る。失敗する可能性がある中で彼が学んだこととは?

 

 

伝説のヒップホップグループ、N.W.A.の人気ラッパーとしてキャリアをスタートさせたIce Cube(アイス・キューブ)。その後グループを抜けてからはソロで活動を始め、彼は西海岸ギャングスタ・ラップのパイオニアの一人として現在に至るまで多くのアーティストたちに影響を与えてきた。そんなアイス・キューブはN.W.A.脱退を「大きなリスク」と思いながらも決断したようで、当時のことについて語ったインタビューを紹介したい。

 

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HipHopDXのインタビューにて「キャリアの中で最大のリスク」について質問されたアイス・キューブは、以下のように答えている。

 

「N.W.A.を抜けることが最大のリスクだったかな。山頂から身を投げ出すようなもので、すべて最悪の状況になっていたかもしれない。失敗する可能性もあったが、自分を信頼することの重要性を学ぶことができた。自分が見ているもの、自分が信じていることを信じること。そしてこの業界のなかでも変わらないと決意した。

自分が信じるようにやるか、あるいは信じたことをやらないという選択をする。未来や過去のことは考えなくていいから、自分が感じたように行動するんだ。そして最後には自分自身として生きていくことが出来るようになる。誰かがそれを良いと思っていても、そうでなくても。自分自身として生きていくことが出来る限りは、それだけが重要だ。」

 

「キャリアの中で最大のリスク」について語ったアイス・キューブ。彼はN.W.A.を脱退した理由の詳細については1990年のSpinのインタビューで語っており、「グループが大成功したにも関わらず、マネージャーのJerry Heller氏がほとんどのパーセンテージを取っていった」という旨を説明していた。

 

Jerryがコルベットやベンツに乗っているのに、俺はスズキのサイドキックに乗ってた。彼はクリエイティブの面でも関わっていないのに、それどころか最悪な決断ばかりをして、金だけを持っていった。例えばJesse Jacksonの「Voices of America」という番組でインタビューを受ける予定があったが、金が発生しないからという理由でJerryはそれを断った。その番組のトピックは「現代の子どもたちが聴いているコントロヴァーシャルな音楽」という内容で、N.W.Aが出演しない理由はないだろう。Public Enemyを除いて、N.W.A以上にコントロヴァーシャルなグループなんて存在しない。全国的な露出をして、人々を俺たちの味方にすることも出来たはずだ。

 

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