自身のレーベル「Dreamville」のコンピレーション・アルバムにて豪華ゲストを集めたり、NBAオールスター戦のハーフタイムショーに出演したり、キャリアのピークにいるとも言えるほど大活躍中のJ. Cole(J・コール)。
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そんな彼が、GQのインタビューにてさまざまな質問に答えている。その中から一部を紹介したい。
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「俺はグラミー賞を受賞するべきではないんだ。最低でも、今このタイミングではないし、それか一生ないかもな。そして受賞が現実になったとしたら、それは元々そうなるべきだったってことだろう。」
グラミー賞についての考えをJ. Coleは語った。彼はキャリアの中でグラミー賞を受賞したことがないため、それについても思うことがあるのだろう。彼は続けて以下のように説明している。
グラミーを受賞していたら、悲惨なことになっていたと思う。だって無意識のうちに自分の現状に満足してしまっていたかもしれない。俺は「素晴らしいアルバムを作って消えて行っただけの男」にもなってしまうかもしれない。
また父親としての考えについても彼は語っている。
「家族や息子を持つために、人生を変化させたんだ。人生、生きている場所、やっていること、文字通り変化させた。だからその時が来たときには、既に準備は出来ていた。」
他にもJ. Coleは多くのアーティストとコラボをしはじめた理由を語る。「俺はアーティスト活動をいつまでやれるんだ?」という疑問にたどり着き、例えばそれがもし年内までだったとしたら、という考えの元多くのアーティストとコラボをしているらしい。
「色んな経験を逃してしまうことになると思う。色んなアーティストと働き、同業者から友人になる人を見つけたい。もしそれが出来なければ俺はいつの日か後悔するはずだ。」
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「J. Cole went platinum with no features(J・コールはフィーチャーなしでプラチナ認定された)」というフレーズが流行ってしまったことに関しては「大好きだ。そうだな、めちゃくちゃ面白いって思ったよ。」と語っているが、何度も見るようになってからは気持ちが変わったと説明している。
でも二度も三度も見るようになって、「だんだん恥ずかしくなってきたぞ!」と感じてしまった。次のアルバムでは誰かにフィーチャーされる曲を入れさせてくれ。このネタを終わらせたい!
音楽観や父親観についても語った上で、かのフレーズがミーム的に流行ってしまったことについては逆に恥ずかしさを感じてしまったということを説明しているJ. Coleらしい内容のインタビューであった。インタビューの全文はこちらからチェックすることができる。