Royce da 5’9”が、今月末にリリースされる新アルバム「The Allegory」について、Geniusのインタビューにて語った内容を紹介したい。
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「Eminemと色んな国でライブをやっていたときだったと思うんだけど、ある夜、DJ Premierと3時間くらいFaceTimeしたんだ。彼はMPCの使い方とかを教えてくれた。それからビート作りにハマって、ひたすらワックなビートやドラムループを作った。」
サンプラーの使い方をDJ Premierから教わったことで、自分でビートを作るようになったと語ったRoyce。そのビートを聴いたエミネムの長年のコラボレーターであるMr. Porterから、今度はLogicの存在を教えてもらったようだ。
「それから何個もビートを作っていく内に、話したいことが出てきたんだ。それがそのままアルバムになった。」
こうして完成したアルバムが「The Allegory」であるとRoyceはインタビューの中で明かしたのだが、彼は自分でビートを作ることの意味についても語っている。
「俺の周りの優れたビートメイカーたちと張り合うつもりはもちろんない。敵うわけないさ。ただ、ビート制作とプロデュースが全く別物であると理解している人には、俺のこのプロセスをわかってくれるだろう。プロデュースをするというのは、最高のビートを作るのでなく、自分に合うビートを作るということだ。」