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50 Centプロデュースの遺作がリリースされたPop Smoke。次世代の50 Centと呼ばれた彼の夢が叶った瞬間。

 

 

2月にハリウッド・ヒルズの自宅に侵入した犯人に銃撃され、若くして亡くなったラッパー、Pop Smoke(ポップ・スモーク)。彼は声やデリバリーからも50 Centと比べられることが多く、NY出身であることからも次世代の50 Centとも呼んでいる人も多かった。彼の遺作となるデビュー・アルバム「Shoot for the Stars, Aim for the Moon」は50 Centがエグゼクティブ・プロデューサーを努めており、DaBaby、Swae Lee、Roddy Ricchなどが参加している。50 Centは、Pop Smokeにとっても特別な存在だったようだ。

 





 

2019年8月に、Real 92.3のインタビューに応じたPop Smoke。「50のことが好きだ」と語り、50 Centは自分が一番影響を受けたアーティストの一人であり、一緒に仕事がしたいと語っていた。声やデリバリーが50 Centを彷彿とさせることについても、「嘘をつくつもりはない – 俺は50 Centを聞いて育った。本当は50 Centの従兄弟なんじゃないか?って言われることもあるよ。」

 





 

Popが無くなった翌月、50 Centは「俺は動き出した、Pop Smokeを聞いている」「俺は彼の為にアルバムをエグゼクティブ・プロデュースして完成させると決めた」と自身のインスタグラムにてマニフェストしていた。先日、Virgil Ablohがデザインしたアルバムカバーが不評だった際も、新しい候補のなかからファンに意見を聴くなど、Pop Smokeの遺作に対して強い思いを持っていることが分かる。

 

Pop Smokeは、アグレッシブなラップをする生粋のニューヨーク出身MCであり、道を切り開いてきた先輩へのリスペクトを忘れない人であったようだ。こうした彼の思いが、50 Centや周りの人々を動かすこととなったのだろう。生きている間には実現しなかったが、特に50 Centのエグゼクティブ・プロデュースは、彼にとっては夢が実現した瞬間だろう。特にトップにて紹介した楽曲では、50 Centの「Many Men」のサビをサンプリングしている。

 

「Shoot for the Stars, Aim for the Moon」は、以下からストリーミングできる、

 

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