民主党のJoe Biden(ジョー・バイデン)候補が当選確実となった2020年の大統領選挙。ドレイク、Q-Tip、Chance The Rapperなど多くのヒップホップのアーティストたちが祝福のコメントを発表している中、 YGとNipsey Hussle(ニプシー・ハッスル)の楽曲「FDT (Fuck Donald Trump)」がiTunesで1位を獲得したと報道された。同曲はタイトルの通り、ドナルド・トランプ米大統領に対するディストラックである。
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.@YG and Nipsey Hussle's "FDT" has reached #1 on US iTunes.
— chart data (@chartdata) November 7, 2020
Billboardなどの報道によると、「FDT (Fuck Donald Trump)」はジョー・バイデン候補の当選確実が発表された当日に3000回以上ダウンロードされている。Nielsen Music/MRC Dataが発表した同曲の以前までの売り上げと比べて740%上昇したということになる。
「FDT (Fuck Donald Trump)」はアメリカ国内の町中で流れていることも多かったようで、CNNでは同曲を熱唱しながらジョー・バイデン次期米大統領とカマラ・ハリス次期米副大統領の当選確実を喜ぶ人々の姿が放送され話題になっていた。
CNN is really broadcasting “FDT” ?https://t.co/zis22UoIHR
— XXL Magazine (@XXL) November 7, 2020
また「FDT (Fuck Donald Trump)」は来週のBillboard Hot 100にチャートインする可能性もあると言われており、YGもツイッターにて「FUCK DONALD TRUMP」、「ニプシー・ハッスルも喜んでるだろうな!」とツイートしている。
FUCK DONALD TRUMP ????
— yg (@YG) November 7, 2020
I know @NipseyHussle goin crip krazy right now! ???????!
— yg (@YG) November 7, 2020