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Freddie Gibbs(フレディ・ギブス)が遅咲きのメリットを語る。「時間かかっても後で手に入れることを選ぶ」

 

 

Alchemistとのコラボアルバム「Alfredo」が2021年グラミー賞にて最優秀ラップ・アルバム賞にノミネートされたFreddie Gibbs(フレディ・ギブス)。ベテランとなった今も新たなサクセスを掴み、成長し続けているそんな彼が、Vultureのインタビューに答えた。

 

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Freddie Gibbsは以下のように語っている。

 

「最初、レーベルとの契約するのは難しくなかった。ラップを始めてから1年か2年くらいでレーベルと契約をしたんだ。契約をするのがどういうことかあまり理解していなかった。それから6ヶ月でレーベルから契約解消を言い渡されて、本当に早かった。だから自分だけで成功することを学ぶ必要があったんだ。」

 

キャリアの初期にレーベルと契約したものの、6ヶ月で契約を解消されたことがきっかけとなり考え方が変わったと語るFreddie Gibbs。彼は以下のように続けている。

 

「10年前の俺に、グラミーにノミネートされるには10年かかると言ったらラップを続けていたかわからない。だがそれは俺の若いマインドだ。10年も続けないといけないのかよ?と思っていたかもしれない。この数年間は学ぶための時間だった。今いるステージに辿り着く準備ができていなかったんだ。だが今は準備できている。」

 

Freddie Gibbsは今のキャリアを築くために時間がかかったことをポジティブに捉えているようで、以下のようにも話している。

 

「22歳までに成功しないと、死んだのと同じだって考える奴らが多いだろ。若くして全てを手に入れて全てを失うよりは、遅くなったとしても、後で手に入れることを俺は選ぶよ。10年前に俺が売れようと頑張っていたときに売れたラッパーたちは、皆いなくなってしまった。その内の多くはどこに行ってもライブができないかもしれないし、原盤権も持っていないと思う。ストリーミングからの金も得ていないだろう。キャリアを長生きさせることが、俺にとって重要なんだ。」

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