26歳の若さで亡くなったMac Miller(マック・ミラー)。彼は多くのアーティストにポジティブな影響をもたらしており、彼がいかに特別な存在であったかが理解できる。以前は彼の人生初インタビューが公開されており、彼の初々しいインタビューとエピソードを見ることができる。
そんな彼との作業について語るアーティストがJohn Mayer(ジョン・メイヤー)だ。ギタリストとして、そしてコンポーザーとして活躍する彼は、近年はトラヴィス・スコットなどとも共演している。マック・ミラーの「Small Worlds」に参加したそんな彼がComplexの11月号にてマック・ミラーについて語っている。
このアルバムで実際に参加するとは思ってなかったんだ。これは本当の話なんだけど、私は自分のマネージャーとちょうどギャラについて話してたんだ。他のアーティストの作品に参加して、生活費を稼がないといけない。長年、ギャラは楽しむ「ついで」になっていた。
私はマックの家について、彼はその日の朝に作業していた曲を聞かせてくれた。私はすぐに「ギターを貸してくれ!この曲に参加するぞ!」となった。その日の朝に作業していたから、まだ可能性がたくさんあって、フレッシュさが残っていたのかもしれない。その日はたくさん笑い、とても楽しかった。私は彼にこのように言ったんだ。
「お金も、クレジットもいらないよ。これに参加できて嬉しいよ。」と伝えた。そしたら彼が何かを伝えたそうにしていたから、「人々がこの曲を聞いたときに、私じゃなくて、この曲とあなたを第一に思い浮かべてほしいんだ」と彼に伝えた。「この曲に参加したかった!」という曲はたくさんあるんだけど、大体そういうのは聞かせもらったときにはすでに完成していて、入る余地がないんだ。でもこの曲はまだフレッシュだった。
彼がマック・ミラーの「Small Worlds」に参加したきっかけを語った。元々ギャラの分配についてマネージャーと話していたが、マック・ミラーとの作業は自分のそのような考えを忘れさせるぐらい素晴らしかったのだろう。実際には楽曲にクレジットされているが、「この曲とあなたを第一に思い浮かべてほしいんだ」という言葉はマック・ミラーにとっても嬉しかったであろう。
ジョン・メイヤーが、マック・ミラーのトリビュートライブで「Small Worlds」を演奏した動画は下記からチェックすることができる。
https://www.youtube.com/watch?v=OL3qT7WPOK0